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2010-01-102010年の動向 このエントリーを含むブックマーク

担当 S.Yamane の都合で更新が滞っております。

これまでの流れを振り返り、2010年の動向について展望します。

住基ネット稼働にともない国を相手に争われた裁判はまだ北日本の裁判が残っておりますが、法廷資料を速やかにデジタル化し、コメントをつける本プロジェクトの設立当初の作業は終盤を迎えたと言ってよいでしょう。アメリカのロースクールの取り組みに倣ったオンライン化プロジェクトの第一段として住基ネット裁判をとりあげましたが、「判決が出たらネットで原資料を調べる」という流れは当初よりも大きく進んだと考えられます。

その一方で、2010年には新たな動きがあると考えられます。

 まず、2009年の政権交代に伴い、これまでの公共事業の見直し・仕分けが行われました。これは電子申請に関わる事業(特に高コストで利用率の低いインフラを国費で運営し続けるべきか)にも大きく影響することになるでしょう。

 また、「暗号の2010年問題」として、これまでの情報システムで使われていた3DESやRSA-1024からいかに現在的な暗号に移行するかという問題もあります。

 2010年は、コストとリスクの問題があらためて注目されることになるでしょう。

(プライバシー法制についての更新が止まっておりましたが、こちらも順次アップデートする予定です。)

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